お仕事コラム

コレオ。

秋の長雨でしょうか。スカッとした秋晴れに、なかなかお目にかかることができませんね。

台風や豪雨の爪痕が甚大な地域もあり、これ以上大きな被害が出ないように祈るばかりです。

さて、先日サッカーのルヴァンカップ決勝が行われました。

ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)は、日本プロサッカーチーム(Jリーグ参加チーム)によって行われるリーグ戦で、Jリーグ、天皇杯とならんで日本3大タイトルとされています。

今年は、川崎フロンターレと、コンサドーレ札幌で優勝を争い、結果はPK戦を制した川崎が勝ちました(川崎3(PK5-4)3札幌)。

試合結果は川崎に軍配が上がりましたが、この時、札幌サポーターが一丸となって作ったコレオ(人文字)の美しさが話題となっています。

札幌2019ルヴァン

決勝戦やダービー戦など、大切な試合の局面で、選手入場時に掲げるコレオ。

選手とサポーターの気持ちが一つになり、選手を鼓舞し、背中を押します。

この札幌のコレオは、選手が入場してくるタイミングで、北海道の土地の形が浮かび上がってくる仕掛けになっていて、スタジアムを沸かせました。

実はこの日、悪天候による飛行機欠航の影響で、試合会場である埼玉スタジアムまでの移動手段を失った札幌サポーターがたくさんいました。

それでも、札幌の大勝負を応援したいというその一心で、バスや新幹線などを必死で乗り継ぎ、長い時間をかけてたどり着いたサポーターもいたそうです。

しかし、中にはあきらめざるを得なかったサポーターも。

コレオを作るには、それなりの人数が必要です。この状況で、これだけ美しいコレオを作った札幌サポーターの、愛と情熱があふれていますよね。

結果は残念でしたが、語り継がれるコレオだと思います。

 

さて、Jリーグのコレオは、すべてのチームがサポーターの有志で作られています。

2000年ごろから各チームではじまったコレオ。

組織的に作るようになったのは2003年、浦和レッドダイアモンズのサポーターによるものだそうです。

浦和のコレオの完成度は、海外紙に「世界の筋金入りサポーターベスト5」と評されるのも納得の美しさです。

浦和2017ACL

2017年ACL決勝のコレオ(対アルヒラル/サウジアラビア)。

埼玉スタジアムのほぼ360度を囲む美しいコレオは、勝利の瞬間再び自然発生したそう。

浦和 平川コレオ

2018年のリーグ最終戦、浦和一筋17年の平川忠亮選手(背番号14)の引退に惜別のコレオ。

(平川選手は浦和レッズが獲得した全てのタイトルを経験していたレジェンド。現在も浦和でコーチを務めています)

浦和以外のチームのコレオもそれぞれのチームカラーが出ていて素敵です。

川崎 2016 天皇杯

第96回天皇杯決勝(2017年1月1日)の川崎フロンターレのコレオ。

お正月らしい!笑

結果は残念ながら鹿島アントラーズの勝利でした。

山雅

松本山雅のコレオ「一心」。

なんと、ごみ袋で作られたものなんだそう!

山雅2

すごい!

アルビレックス新潟

アルビレックス新潟のチャント(応援歌)にも出てくる「アイシテルニイガタ」。

かわいい(* ´艸`)

seresso

セレッソ大阪、2017年ルヴァンカップのコレオ。悲願のカップを手中におさめました。

(2017年、それまで無冠だったセレッソはルヴァン、天皇杯の2タイトルを獲得)

さまざまな嗜好で楽しませてくれるコレオ。

サポーター一人ひとりの気持ちが、美しいコレオに反映されています。