お仕事コラム一覧

新元号は『令和』です。

桜の見ごろもそろそろ終わり、春らしい陽気になってきました。

お出かけが楽しみな季節ですね。

さて、5月1日、元号が「平成」から「令和」に変わります。

日本における元号は、645年の「大化の改新」のときに使われた「大化」がはじまりとされています。

それから1300年以上に渡り、脈々とつながれている元号。その数は平成で247個にのぼります。

今では「一世一元(一代の天皇に一つの元号とすること)」と定められていますが、昔は天災や疫病が流行ったり、占いの結果などから元号を変えることもあったそうです。

元号の中で一番長い年数は、「昭和」の64年です。

今までに一番使われた漢字は、「永」で、 29回使われたのだそう。

新元号が発表される前、次はどんな元号になるのか、たくさんの人が予想しましたよね。

発表の瞬間はたくさんの国民がテレビに釘付けだったのではないでしょうか?

gengou_happyou_reiwa_kakageru

この元号は、万葉集の梅花の歌三十二首(730年 太宰府の長官、大伴旅人の邸宅で開催された梅花の宴で詠まれた歌)につけられた序文の一部を参考として考えられました。

『初春の令月にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす』

(しょしゅんの れいげつにして、きよく かぜ やわらぎ、うめは きょうぜんの こを ひらき、らんは はいごの こうを かおらす)

~春の初めのめでたい月に、風はやわらいで気持ちよく吹いている。梅は鏡の前でお粉(おしろい)をはたく女性のように白く美しく咲き、蘭の花は身にまとった装飾品の香り袋のように薫っている。~

梅花の歌は、奈良時代の全盛期、天平文化が花開いた時代に詠まれた歌です。

梅は当時日本に入って来たばかりで、新しく珍しいものだったそう。

厳しい寒さに耐えて、一番先に春の訪れを知らせてくれる美しい梅の花は、当時も今も見る人の心を和ませ、勇気づけてくれます。

うめ

新元号には、『人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。』という想いが込められているのだそう。

令和。

希望に満ち、平和が続く時代となりますように。